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前回の記事では・・・
- 「多重債務者ってどういうものなのか?」
- 「もしもなったら最悪の場合どうなってしまうのか?」
これらを主に知ってもらったわね。
なったら大変なことになってしまう・・・って分かってるのに、一定の割合で多重債務になる人がいる。
不思議よね?
人はどうして多重債務になんていう愚かなものになってしまうのか?
それを徹底解明するわね。
ちなみに以下の記事では「どういった性格の人が多重債務者に陥りやすいか?」というのも解説しているから、こちらも併せて読んでみて。
目次
多重債務に陥る理由は「あまりにも簡単に繰り返しお金を借りることが出来る為、お金に関する感覚が狂い歯止めが効かなくなる」から
人はどうして多重債務に陥ってしまうの?
しかも、過去に借りたことがある人の場合は(既にカードを持っている人)、もっと簡単で、一定の額までであれば365日24時間、自由に借りることが出来る「枠」が用意されるので、その枠内であればいつでもお金を引き出すことが出来てしまうのよ。
もちろん審査も無し。
コンビニに行けばいつでもすぐに降ろせるし、むしろコンビニにいかなくてもスマホで瞬時に振込んでもらうことが出来ちゃうのよね。
さらにこの枠って借りている額を全額返済することで復活するのではなく、返済した分だけ瞬時に復活するようになっているからある意味、利便性というか中毒性が高くまた再度借りてしまうきっかけになってたりするのよ。
(例えば、50万円の枠を持っている場合で40万円を借りたら・・・枠の残りは10万円。でも10万円を返済すれば枠が20万円に復活する。)
でも、簡単にお金を繰り返し借りることが出来るからって、そんなに簡単にお金や借金の感覚って狂ってしまうものなの?
人ってそんなに簡単にお金や借金の感覚が狂ってしまうものなのか?
もしそうだったら世の中、多重債務者だらけじゃない。
でも忘れちゃいけないのは、確実に一定の割合でお金の感覚が狂ってしまう人がいるということなんだよね。
そしてそういう人が多重債務者になったり、闇金を利用してしまったり、最悪の場合は命を絶ってしまったりするのよね。
ズバリ結果は・・・・2010年にカードローンを利用し始めた人の方が2014年の人に比べ約30%ほども借り入れ残高が多いことが判明したのよ。
(つまり昔に手を出した人の方が借金残高が多い。)
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出典:「NRI」カードローン利用者の実態調査(2014年5月実施)
でも、どうしてカードローンに手を出すと、お金や借金に関する感覚が狂ってしまうんだろう?
カードローンに手を出すと、どうしてお金や借金に関する感覚が狂うのか?
お金の魔力に負けてしまうのよね。
手元にお金が無くてもカードを使えばすぐにお金が手に入るし、そういうのを繰り返していくうちにだんだんと我慢が利かなくなってしまうだよね。
ダメだと分かっていても、コンビニに行けばすぐにお金が引き出せる・・・
というかコンビニにすらいかなくてもスマホから指定の口座にほぼ24時間いつでも振込んでもらうことが出来るし、ほんの2万円だから・・・自分へのご褒美・・・・今月だけ・・・
こんなことを繰り返しているうちにお金や借金に関する感覚がどんどんと狂っていくのよ。
そのうち、別の会社からも借りることになったりして・・・・・。
何となくヤバいと思いながらも現実を直視できないようになり・・・気が付いた時には利息だけでも結構な額に。
友達や同僚になんて相談できないし、会社や友達の前では普段通り装うも一人になれば頭の中は借金のことばかりで精神状態もどんどん悪くなっていく。
とにかく目前に迫った返済をどう乗り切るのか?で追い詰められ、急場を凌ぐために他社から借入れ・・・・自転車操業・・・・。
こういった感じで歯車が狂い、一人の人間が堕ちていく様子というのは何となく理解できると思うわ。
実際、こういう風に堕ちていった人も多いはずよ。
すぐに簡単に繰り返し借りれる環境をカードローン会社が作っているのも多重債務の原因の1つ
「すぐに簡単に」「繰り返し」「借りれてしまう環境」をカードローン業者が意図的に作っているってホント?
売上を上げる為よ。
利便性が上がれば自然と売上は伸びるもの
だから利便性を良くして、ユーザーが借りたい!と思った時にすぐに簡単に借りられるような環境を整えているのよね。
ユーザーを多重債務者に陥れて喜んでいるわけじゃないのよ。
だからそれを達成するために・・・より簡単に借りやすくする手法を考えて実際に手を打つ。
そんなのはある意味、企業活動を行う会社としては当たり前の話なのよね。
納得。
そんな人間に対し、「すぐに簡単に」「繰り返し」「お金を借りれてしまう環境」を用意してしまったらどうなるのか?
そんなのは誰でも予想が付くじゃない。
だからある意味、一定の確率で多重債務に陥る人が現れるのは当たり前の話なのよね。
全ては自己責任・・・
毎年必ず多重債務や借金が原因で死んでいる人が出ているのに、それを止めることが出来ない・・・。
カードローンがあるからこそ、入ってくる税金もあるし。
その税金で助けられる人も世の中にはいる。
だから、お金を借りるなら全て自己責任よね。
最悪の場合は、どういうことになるのか?
それをしっかり認識した上で自分を律し利用する必要がある。
結局のところは全ては自分の責任と判断ということなんですね。
そうね。
こちらの記事でも解説している通り、「お金を借りること」、「ローンという制度」自体は悪いものじゃないのよ。
逆にローンが人生を豊かにしてくれているという事実もあるんだよね。
初めてのカードローンを検討している人へ。お金を借りる前に伝えておきたいこと「まとめ」
つまりは、利用する人の考え方や行動によって変わってくる。
賢く使うのも、借金で堕落するのもその人次第。自己責任ね。






