ACマスターカードの保有者が解説、支払い方法を口座振替に変更する方法
ACマスターカード 口座振替 公開日:2017-12-07 更新日:2020-09-30
ミカサ

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ACマスターカードの支払いを「口座振替(自動引き落とし)」に変更したい人へ。
今回はそういった人に向け、口座振替で支払うための手続きを本物の書類を用いて説明したいと思います。
ただし、口座振替には明らかなデメリットも存在しているので、検討している人は、まずはそちらを把握した上で変更を考えてみて下さい。
目次
まずは口座振替への変更前にメリット・デメリットを把握しよう

口座振替のメリット
- 支払日が毎月6日に固定される
- お金さえ入れておけば、自動的に引き落としが実行される
- 手数料がかからない
メリットその1.支払日が毎月6日に固定される
具体的には、「前回の支払日の翌日から35日以内」というのが支払期限日なので、毎月5日ずつぐらい期限日がズレていく仕組みになっているのです。
(例えば、1月1日に支払った場合、次回の支払期限日は2月5日となる)
何故なら、口座振替に切り替えた場合には、支払日が毎月6日に固定されるからですね。
毎月支払期限日を確認する必要がないので、その点は楽ではあります。
メリットその2.お金さえ入れておけば、自動的に引き落としが実行される
事前にお金さえ入れ置けば、自動的に6日に引落しされるので、この点もメリットだと言えます。
メリットその3.ATM手数料や振込手数料がかからない
口座振替の場合には手数料がかからないので、こちらもメリットの1つになります。
| 支払い方法 | 手数料・対応時間 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ネットバンキングからの振込(Pay-easy) | 手数料無料 24時間対応 |
||||||||
| アコムのATM | 手数料無料 24時間対応 |
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| 店頭窓口(有人窓口) | 手数料無料 平日9:30~18:00 |
||||||||
| 口座振替 | 手数料無料 毎月6日 |
||||||||
| 提携金融機関のATM(三井住友、三菱UFJやコンビニATMなど) | 有料 1万円以下の支払い時は110円。1万円超の場合は220円 |
||||||||
| 銀行振込み | 有料(使用する銀行に応じた振込手数料が必要) | ||||||||
口座振替のデメリット

- 口座振替への変更手続きを申請してから適用されるまでに2~3ヶ月かかる
- 支払いが必ずリボ払いとなる為、余計な手数料を支払う必要がある
- 一度、口座振替に変更すると他の支払い方法で支払うことが出来なくなる
- 利用明細が必ず郵送になってしまう
デメリットその1.口座振替への変更手続きを申請してから適用されるまでに2~3ヶ月かかる
しかも、ネットだけでは手続きが出来ず、書類での申請が必要なので、かなり面倒になってきます。
デメリットその2.支払いが必ずリボ払いとなる為、余計な手数料を支払う必要がある

ACマスターカードは、一般のクレジットカードと同じように、クレジット手数料無料で利用することが可能なのですが、口座振替に変更した途端、これが出来なくなってしまうのですね。
15万円の支払い残高がある場合には、30日あたり1800円を取られることになります。
-
残高10万円、手数料率14.6%の場合の30日辺りのリボ手数料の額
- 10万円×0.146÷365日×30日=1,200円
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残高15万円、手数料率14.6%の場合の30日辺りのリボ手数料の額
- 15万円×0.146÷365日×30日=1,800円
メリットのところで口座振替だとATM手数料がかからないとお伝えしましたが、それ以上にリボ手数料を取られてしまうので、全く意味が無くなってしまうのです。
デメリットその3.一度、口座振替に変更すると他の支払い方法で支払うことが出来なくなる
つまり、リボ払いの手数料を避けたくても、避けられなくなってしまうのです。
変更後に後からリボ手数料のことを知っても、あとの祭り・・・。
以後はずっと口座振替での支払いになるので、必然的に毎月、リボ手数料が発生してきてしまいます。
デメリットその5.利用明細が必ず郵送になってしまう

というのも、口座振替に変更すると「ご利用明細」が必ず郵送(自宅もしくは勤務先を選択)になってしまうので、家族に内緒にしていた人は、これをきっかけに知られてしまう可能性があるからです。
口座振替への変更方法を実際の書類を使って解説
その1.総合カードローンデスクに電話をかけ、書類を取り寄せる
0120-629-215(受付時間は平日9時~18時)
電話をかけ、オペレーターにつないでもらい、口座振替へ変更したい旨を伝えれば、必要書類を希望の住所(自宅や勤務先)に送ってもらうことが可能です。
封筒には「アコム」とは書いておらず、「ACサービスセンター」とだけ明記されています。

その2.書類に必要事項を記入し、押印する

①案内状(申込書類等ご返送のお願い)
②変更申込受付票
③変更申込受付票の記入例
④預金口座振替依頼書(自動払込利用申込書)
⑤返送用の封筒(②の返送用)
⑥AC会員規約
記入や押印が必要となるのは、②と④ですね。

左のハガキが、④「預金口座振替依頼書(自動払込利用申込書)」になります。
それぞれ記入の見本が載っているので迷うところはないはずです。
必ず、銀行口座を開設した時と同じ印鑑で押印するようにしましょう。(印鑑が間違っていると再提出になってしまう!)
その3.変更申込受付票と預金口座振替依頼書を返送する
預金口座振替依頼書はハガキなのでそのままポストに投函すればOKです。
返送用封筒にはあらかじめ宛先が書いてあり、さらに切手も貼ってあるので、こちらもポストに投函するだけでOKとなっています。
変更申込受付票の提出の際には、本人確認書類を同封する必要があるので、これを忘れないようにして下さい。
具体的には、案内状にて提出すべき本人確認書類が指定されているので、それを同封しておきましょう。
ちなみに今回は、「運転免許証の写し」でした。(免許証の場合は、念のため裏面のコピーも提出しておきましょう)
あとはアコム側の処理を待つことになります。
まとめ
口座振替は便利な面もあるものの、デメリット面の方が明らかに大きいので個人的にはお勧めしていません。
それでも口座振替を希望する方は、今回の解説を参考に手続きを行ってみてください。
ということで、今回はミカサがお伝えいたしました。



